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所長のひとり言 10
連日マイナス10度以下を記録していた一月の文字通り大寒のころ、暖冬予想を裏切る寒さの中ご利用ただいた家族の方から、(初めてマイナス15度を体験しました!)と、驚きと喜びの感想を寄せていただきました。当たり前に寒い八ヶ岳の冬、高く澄み切った青空を堪能いただけたでしょうか。あれから2ヶ月弱、あっという間に三月を迎えました。 昨年、高校野球甲子園大会を観戦に行く機会がありました。気持ちよく晴れ渡りスタンドから青空も見えたのですが、どうも空の高さが違う気がしてなりません。「空が低くない?」と一緒に行った子供も言うのです。 満員のスタンドの上空には青空が広がって、雲もゆっくりと流れていて・・・でも確かに空が低く感じてしまうのです。毎日2千メートル級の山並みを端境に空を見ているのと、標高数十メートル(推定です)のところから見るのでは空の高さの感覚が違うのか、川崎へ行ったとき見た空も、そんなに低くは感じられないのにと不思議でした。季節によるのか場所のせいか、「青空」の写真集でも載っていなくて、あれは私たち親子の気のせいだったとも思えません。 ところで、四月からは新年度の事業がスタートです。不思議なことの発見に、八ヶ岳での体験活動への参加ををお待ちしています。

2008.3.1 三井一則 |