川崎市八ヶ岳少年自然の家
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八ヶ岳だより
No.19 2009.5 PDFファイルダウンロード(約438KB)
事業紹介1
当少年自然の家の延べ利用者数は、昨年度は約9万人でした(前ページ参照)。この延べ利用者数というのは、30人の団体が3日間利用すると、3倍して延べ利用者数は90人と数えるのです。それに対して、何日宿泊しようと30人の団体を30人と数えるのが実利用者数です。実利用者数でいうと昨年度は約3万1千人でした。ここでは1泊〜5泊まで出来るのですが、ほとんどの利用者が2泊3日で利用していることがわかります。利用者は小学校自然教室が延べで約3万8千人、中学校自然教室は約2万8千人、ボーイスカウト、子ども会などの青少年団体が約1万3千人、グループや家族の利用が約4千人、その他が約7千人になっています。このような利用者を受け入れる仕事を「受け入れ事業」と呼んでいます。また、当少年自然の家が主催して行なう事業を「主催事業・自主事業」とよんでいます。では次号からこれらの事業について紹介することにします。
感想文より(原文のまま)
鹿の食痕

鹿の食痕
こんにちは。先日は課題別活動では、もぐらの穴やしかのたべた木のあとを見せてくださってありがとうございました。私はもぐらの穴を生で見たことがなかったので最初見たときは「アニメで見たように穴がボコッてなっているんだなあ」と思いました。しかの食べた木のあとを見たときは「しかは木までたべるんだ!歯がじょうぶなんだなぁ」と思いました。とても楽しく課題別活動ができました。かぜをひかないようお体に気をつけてください。(小学校5年女子)
アストロメモ1
串団子の土星

串団子の土星
今年は国際天文年です。ガリレオガリレイが天体望遠鏡を空に向け、月面のクレーターや木星の衛星を発見してから400年ということで国際天文年が定められました。当少年自然の家のアストロハウスで星を見たり勉強したりした人数は、国際天文年の事務局でカウントされています。さて、今年は7月22日に日本で見られる皆既日食が起こるのも素晴しいですが、土星も面白いのです。というのは土星は30年で太陽の周りを公転し、傾きを変えています。傾きが大きくなると土星の環は良く見えますが水平になると環は見えなくなります。環が消える現象は15年に1回起こります。そして今年がその年になっていますので、天体望遠鏡で見ると環が1本の線のようになり、まるで串団子のように見えます。今年を逃すと次に串団子の土星が見られるのは15年後になります。是非、アストロハウスで土星を覗いてみましょう。
八ヶ岳自然紀行
少年自然の家に宿泊して、八ヶ岳の自然、地域、文化への理解を深めてもらえるように、毎月開催しています。4月から多摩市民館前発着の貸切バスで送迎しています。

諏訪湖1周ウォークと入笠山登山
周囲16kmの諏訪湖を、湖面を渡る風を感じながら1周したり、80万株のスズランが満開の入笠山を、途中までゴンドラを利用し登山します。
・期日:6月13日〜14日(1泊2日)
詳細はこちら
ホタルと美術館めぐり
山梨県立美術館、諏訪湖周辺の美術館と井戸尻考古館近くの幽玄なホタルを観賞します。
・期日:7月4日〜5日(1泊2日)
詳細はこちら
白駒池と北横岳ハイキング
秋の気配の濃くなってきた北八ヶ岳の自然に触れたり、満天の都会では見られない星空を観察し、八ヶ岳の自然への理解を深めて頂きます。
・期日:9月12日〜13日(1泊2日)
詳細はこちら

おきな草

おきな草

費用、内容、申し込み方法等、詳細については、ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。
あとがき
指定管理受託4年目に入りました。職員の異動もあり、気持ちを新たに新しい年度に取り組みます。また、椎茸の菌植え込み体験、Hαフィルターによる太陽面の観察体験などを新たに活動プログラムに追加し、更なる充実した活動をして頂こうと気を引き締めて準備しております。
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八ヶ岳だよりNo.18
八ヶ岳だよりNo.20
最終更新日:2018年03月10日
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