川崎市八ヶ岳少年自然の家
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八ヶ岳だより
No.21 2009.9 PDFファイルダウンロード(約432KB)
事業紹介3
自主事業
ここで自主事業というのは、富士見町開発公社が指定管理受託に当たって、川崎市より実施すべき事業として指定された事業以外に、公社として企画して実施する事業のことです。川崎市八ヶ岳少年自然の家についての理解周知と利用率の向上を図る狙いがあります。現在自主事業としては「八ヶ岳ふれあいイベント」、「ふじみ星空観察会」、「八ヶ岳自然紀行」、「施設利用説明会」の4本を実施しています。今号では「八ヶ岳ふれあいイベント」について紹介します。この事業は土曜、日曜、祝日に利用されるグループ、家族の方が参加できるプログラムです。午前1回、午後1回、宵に1回開催しています。宵に実施しているのはアストロハウスでの星空観察です。午前、午後に1回ずつ開催しているのはクラフトです。内容は、バードコールの製作、小鳥の巣箱の製作、白樺の輪切りチップを使ったクラフト、ドアサインなどにする焼き杉板作りの内1種類を選んで頂くものです。予め申し込んでおいていただければ参加できます。昼間のプログラムは、皆さんハイキングをしたり、自然観察をしたりと、計画を立てて来られますので、その利用はあまり多くは無く、昨年の参加者は50名ほどでした。星空観察については参加者は多く、1500名ほどでした。
ヤマネを保護

ヤマネを保護

ヤマネを保護
8月3日朝、テントサイトで野営をしていたガールスカウトの隊員が、サイト脇の木の枝につるしたお菓子を入れておいたビニール袋に、何か変な動物が入っていると大騒ぎ。それはなんとヤマネの子どもでした。ヤマネは天然記念物。放って置くわけにはいきません。すぐに清里の「ヤマネ博物館」に連絡を取ったところ、保護してくれるというので運び込みました。直ちに計測、体重8.0g。6月末か7月始めに誕生した元気の良い♂で、親離れしたてか、親からはぐれたか、どちらかということでした。発見された場所を中心に、半径40〜50m以内に巣があって、親や兄弟がいるだろうという話でした。ただ、8.0gの体重は、まだ親離れしていない可能性のあるかもしれない位軽い体重なので、しばらく飼育して頂くことになりました。十分大きくなり、体重も増えたら、捕獲した場所に放してくれるということでした。
この少年自然の家が開所した頃、宿泊棟の押入れの布団の中で寝込んでいるヤマネがいたという話は聞いたことがありました。しかし、現在はそんな話を聞くことがありませんでしたので、この少年自然の家には、もうヤマネはいないものと思っていたのに、はからずも少年自然の家で希少動物のヤマネが、現在営巣していることがわかったのでした。
八ヶ岳自然紀行
少年自然の家に宿泊して、八ヶ岳の自然、地域、文化への理解を深めてもらえるように、毎月開催しています。4月から多摩市民館前発着の貸切バスで送迎しています。

キノコ狩りと紅葉ハイキング
色づき始めた横谷峡を歩いたり、きのこ狩りやキノコ料理を楽しんで頂きます。
・期日:10月3日〜4日(1泊2日)
詳細はこちら
そば打ち体験と御柱祭を知ろう
今年の新そば粉でそば打ち体験をして賞味すると共に、来年実施される7年に1回の諏訪地方の御柱祭について学ぶツアーです。
・期日:11月28日〜29日(1泊2日)
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流れ星とクラフト体験
クリスマス用のキャンドルを作ったり、ふたご座の流星群を観察します。
・期日:12月12日〜13日(1泊2日)
詳細はこちら

秋の草花

秋の草花

費用、内容、申し込み方法等、詳細については、ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。
あとがき
この夏は利用団体のメンバーの中で新型インフルエンザを発症した人がいて、病院への送迎、部屋や布団の消毒、指先の消毒、その後の来所団体への連絡等、一時騒然としましたが、事なきを得、無事乗り切ることが出来ました。今後の拡大の無いことを祈るのみ。
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八ヶ岳だよりNo.20
八ヶ岳だよりNo.22
最終更新日:2018年03月10日
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