川崎市八ヶ岳少年自然の家
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八ヶ岳だより
No.22 2009.11 PDFファイルダウンロード(約410KB)
事業紹介4
自主事業

ふじみ星空観察会

ふじみ星空観察会
前号で「八ヶ岳ふれあいイベント」について紹介しましたので、今回は「ふじみ星空観察会」を紹介いたします。少年自然の家には星空を観察する施設アストロハウスが平成4年に造られました。以来、毎年2万人くらいの少年自然の家の利用者がアストロハウスで星空を観察し、宇宙についての勉強をしています。星空観察施設としてはものすごい稼働率です。ここには口径20pのクーデ式赤道儀が4台設置されています。倍率は200倍までですが、空が暗いので惑星はもちろん、星雲や星団などがびっくりするほどよく見えます。この施設設備を少年自然の家の宿泊利用者ばかりでなく、地元の人たちにも公開しようと始めたのが「ふじみ星空観察会」です。毎月1回金曜日の19時〜20時30分に開催しています。毎月移り変わっていく星空の星座解説と、天体望遠鏡での天体観望が中心です。毎回、見えている星座を14〜15解説します。また、12〜16個の天体を解説し、天体望遠鏡でご覧いただいております。曇天雨天で星が見えない時も中止することはありません。その時は特別に宇宙の話や天文現象について話をするようにしています。ですから星が見えなくても常連の方は参加され、中止になることはない事業です。
プラナリア発見
10月11日、川崎と富士見町の子どもたちが自然体験を通して交流を図る自然探検隊の面々が、アストロハウスで何等星まで昼間の星が見えるかに挑戦した後、せせらぎの森にある下の池へ行って、水生昆虫を採集して観察していた時のことです。採集したマツモムシ、ゲンゴロウ、シマゲンゴロウ、ヒメゲンゴロウ、コオイムシ、タイコウチ、ミズカマキリ、ルリボシヤンマのヤゴ、カワゲラやカゲロウの幼虫などをバットに入れ観察していた時、一人の子どもがバットの底で動いている小さな生き物を発見して、「あっ、プラナリアだ」と叫びました。「えっ、プラナリア?」。この池は秋になると水を抜いて、からからに乾燥した状態で冬を越し、5月の連休の頃に水を入れるのです。きれいな川にすむプラナリアは昆虫ではありません。羽はないので飛んでくることは出来ません。冬になると水を抜いてしまう池にいる訳がありません。半信半疑で実体顕微鏡でのぞいてみるとまさしくプラナリア。大騒ぎになり、皆で池に沈んでいる石ころを拾って裏返してみると、いるわいるわ、いっぱい着いてうごめいているのです。水生昆虫の指導に来て下さっていた小林貞先生に伺うと、まれに水鳥などの足について運ばれてくることがあるとの事でしたが、大変珍しいとのこと。水を入れ替えた来年見かけることが出来るかどうか、注目してみようと思います。
八ヶ岳自然紀行
少年自然の家に宿泊して、八ヶ岳の自然、地域、文化への理解を深めてもらえるように、毎月開催しています。4月から多摩市民館前発着の貸切バスで送迎しています。

そば打ち体験と御柱祭を知ろう
今年の新そば粉でそば打ち体験をして賞味すると共に、来年実施される7年に1回の諏訪地方の御柱祭について学ぶツアーです。
・期日:11月28日〜29日(1泊2日)
詳細はこちら
流れ星とクラフト体験
クリスマス用のキャンドルを作ったり、ふたご座の流星群を観察します。
・期日:12月12日〜13日(1泊2日)
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スキー&スノーボード教室
富士見パノラマリゾートでスキーまたはスノーボードを体験してみませんか。
・期日: 第一回: 1月23日〜24日(1泊2日) 詳細はこちら
第二回: 2月6日〜7日(1泊2日) 詳細はこちら
第三回: 2月20日〜21日(1泊2日) 詳細はこちら


費用、内容、申し込み方法等、詳細については、ホームページをご覧になるか、お問い合わせください。
あとがき
インフルエンザがはやっていますが、自然教室で来る学校によって、欠席無しもあれば10人欠席もあります。また、少年自然の家に来てから発症する児童がいたり、インフルエンザに振り回されています。でも、今のうちにはやってしまえば、冬の自然教室(スキー)の頃には収まっているのではと期待している毎日です。
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最終更新日:2018年03月10日
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